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北京レポート
北京レポート
第6回/まりつは食べるよ〜!
オンナ行政書士・まりつの中国ビシネス(?)ずっこけ奮戦記(1999年1月10日〜15日)

恥ずかしいぐらいごぶさたしていて、すっかり忘れ去られたと思われる加藤麻里子@北京っ子です。

あの・・・当初いきまいていたにもかかわらず、何と4ヵ月半ぶりの「北レポ」で、本当にいいかげんな私ですが、どうぞお許しくださいませ。

それから、「長すぎる!」と管理者の方などから指摘されておりますので、今後は一回一回を短くするよう心がけます。今までの読みにくかったこと、ごめんなさい。

「北レポ 5」までのあらすじ

仕事のため、今年1月10日に中国は北京へ、ひとり向かった加藤。以前、半年間滞在した北京。大好きな北京。ずっと想い続けた北京。 でも今回は仕事で来たという緊張感からか、2年2ヵ月ぶりの中国のお兄さんとの対面も、感激のはずがあっさりとしたもので・・・。

ホテルへ着いて、今回の目的と計画を説明した後、懐かしい彼の 家族(奥さん=私にとってのお姉さん、19歳の息子=愛称は飛飛: フェイフェイ)のいる家(胡同:フートン=北京の伝統的な長屋)へ 行き、飛飛と日中パソコン談義のあとは、みんなの指導のもと、 念願の「水餃子(シュェイチャオズ)」作りに挑戦するもの、何せ鈍い まりつ(麻里子の北京語読み)ゆえ悪戦苦闘の連続で・・・。

それでも多少なりともコツを覚え、2年2ヵ月というもの、夢にまで見た透き通ったプルプルの白い山々をいままさに目の前にし、

さあー、まりつは食べるよー!!というところまできて、第5話が終わりました。

 
「北京レポート 6」

「まりつ、こっちのほうが熱いよ。」「ううん、私少し冷めているのが好きだからこっちでいい。」(だって、あんまり熱々だと、はやく食べられないもの。)

おいしいものは一気に食べないと気のすまない食い意地のはった私。(どのくらいはやいかといいますと、目の前にいる男性が同じものを食べたとして、その人よりもだんぜんはやく食べ終わってしまって、 女としていつも恥ずかしい・・・。)

水餃子は、お酢に少しお醤油を混ぜたようなものをつけて食べます。 好みでラー油も入れます。

ああー、口の中でプルッ、ジュワッと味のはじける瞬間がたまりません。

この味は日本のお店ではけっして再現されることはないと思います。 日本で食べたければ、自分がその作り方をマスターするしかありません。それで今回修行したわけです。

リズミカルに箸が動き、白い山はどんどん小さくなっていきます。

「ああ、おいしい! ね、おいしいね!?」」「おいしい?」にこにことお兄さんも私といっしょに喜んでくれます。でも「僕は餃子ってあんまり好きじゃないな。ごはんの方がいい。(中国では餃子は主食です)」と水をさすような言葉。「水餃子が好きじゃないなんて、ほーんとに中国人なの? もぐりじゃないの?」と私。

はっきりと数えたわけではありませんが、私はいったい何個の餃子(ひとくちほおばり状態サイズ)を食べたと思いますか?

少なくとも25個、もしかしたら30個ぐらいです。

最初の12〜13個ぐらいは、一気にいきます。 それで一応腹八分ぐらいにはなるのですが、おいしいから、もっと食べたくて、20個ぐらいまでいってしまいます。このあたりで、本当はおなかいっぱいです。でも、お兄さんやお姉さんが勧めるのと、おいしものはいやというほど食べたいという卑しさとから、苦しくてもあと5個、10個といってしまうのです。気持ち悪くてもうだめ・・・というところから5個ぐらいは食べてしまいますので、そのあとが悲惨です。

お正月を過ぎると胃腸科に通っていた時期もありました。

「先生、私1ヵ月も胃の調子が悪いんですけど、悪性の病気ですか?」「あのね、君の若さでそうなるのは、交通事故で死ぬより確率が低いよ!」とお医者さんは馬鹿にして吐き捨てるように言いました。

「ご・ち・そ・う・さま、で・・・した・・・」

食べ過ぎで苦しくて(だって、本物の水餃子は中国へ来なければ食べられないんですもの!)涙が出そうなくらいの状態のとき に、ごっそりと登場したものは・・・。

袋一杯のお菓子とポンカンの山・・・!

「これって・・・」「零食(リンシー:おやつ、間食)だよ。」「おやつって・・・(まりつ、絶句)」

「食事のあとにこうしておやつを食べるとね、消化にいいんだよ。」 とすでに父に洗脳されている飛飛も大まじめに答えます。

「さ、まりつもどんどん食べなさい。」姐姐(ジエジエ:おねえさん)はくったくのない笑顔でパクパクと食べながら私にも勧めてくれます。

扉も仕切りもないトイレだって平気だし、私は生まれながらの中国通だわ、と自負していましたが、甘い考えでした。

やはり中国4千年は奥が深い・・・!

つづく

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