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「どうだった、まりつ(「り」にアクセントがきます)?」
「うーん・・・。私、大使館(領事部)へ行けばもっと何かがわかると思ったの。でも、だめだった。領事部の部長さんはいろいろ話してくれて、アドバイスしてくれたけど。でも、決定的なものではないの。」
暖かかった昨日と違って、乾いた大陸の風に運ばれるマイナスの外気が身を貫きます。つらいほど寒い1月の夕暮れの北京でした。
「そうなの・・・。寒いんでしょ? 僕の言うこときかないで、そんな短いスカートはいてくるからだよ!」
「だーって、初対面の日本人に会うのに、しかも国を代表して来ている人に会うのに、やっぱり失礼があっちゃいけないと思ったんだもの。
迷ったけど、日本ではやっぱりスカートが正式だから。」
私のは日本では特別短いスカートではありません。でも、中国の、少なくとも北では、冬に(ロングでない)スカートをはくのは夜の商売の女性と見られるのです。信じられません。これはまさに、セクハラです!
参考までに・・・。中国語では「ミニスカート」は(日本語の漢字で表せなくてすみません)「ミーニーチン:あなたを迷わせるスカート」と書きます。
「まりつ、元気ないねえ。大丈夫だよ、なんとかなるよ。あー、でも 何もしてあげられなくてごめんね。」 窓の外を見て、ため息をつく私にお兄さんが心配そうに話しかけます。
「ねえ、GG(お兄さん=哥哥:gege のこと・・・私が使う省略文字です)、お買い物行きたい。藍島(ランタオ:北京にあるデパート)に行こうよ。
連れてって。いいでしょ?」吹きすさぶ風をもろともせず、胸を張って街を歩く女性たちを眺めながら、私は言いました。
気晴らしに買い物でもしないと、この落ち込みから抜け出せません。
最近の中国の女性はおしゃれです。上海には負けますが、でも冬の北京の女性のおしゃれは見習うものがあると思います。
中高生はとても素朴ですが、働く若い女性は颯爽としています。 平均して日本人より背が高く(160センチサイズがSです)、すらっとしていて、髪は黒くてまっすぐ伸ばした人が多く(日本のようにシャギー
とか、カラーリングしてるとか、藤原紀香風の凝った髪型はめったにありません)、よく伸びた脚で大股でさっさと歩きます。なんといっても姿勢がいいのです。
細身のジーンズやパンツにブーツ、日本の流行と同じく細身のウールのコートを着て歩く女性が多く、2年前よりもさらに洗練された感じです。
またブティックやブランドが増えたのでしょう。 中国のデパートも若い女性の購買力で保たれています。
北京の都会の女性をひとことで形容すると、「かっこいい」です。「かわいい」ではありません。
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