Mariko Kato Office
 
 
TEA TIME 加藤麻里子国際法務事務所
  CHINESE  ENGLISH  
     
  HOME  
  SERVICES  
  ARCHIVES  
  FAQ  
  INFO  
  TEA TIME  
    Beijing Report 1  
    Beijing Report 2  
    Beijing Report 3  
    Beijing Report 4  
    Beijing Report 5  
    Beijing Report 6  
    Beijing Report 7  
    Beijing Report 8  
    Beijing Report 9  
    Beijing Report 10  
    Beijing Report 11  
    Beijing Report 12  
    Beijing Report 13  
    Beijing Report 14  
    Beijing Report 15  
    Beijing Report 16  
    Beijing Report 17  
    Beijing Report 18  
    Beijing Report 19  
    Beijing Report 20  
    Beijing Report 21  
    Beijing Report 22  
    Beijing Report 23  
    Beijing Report 24  
    Boo Foo Woo  
    Beijing Report 2  
    Myanmar Report  
  OUR OPINION  
北京レポート
北京レポート
第20回/が、が、がまんできたかぁっ!
オンナ行政書士・まりつの中国ビシネス(?)ずっこけ奮戦記(1999年1月10日〜15日)

加藤麻里子@「ペイレポ」発信者です。 「まるちゃん(ちびまるこちゃん)」のノリで、まるで他人のごとく登場人物「まりつ」を扱っている無責任なワタシ。

そういえば「ちびまるこちゃん」はかつて中国で「小丸子(シャオワンツー)」として放映されていました。中国まるちゃんの声も話し方も日本のまるちゃんにそっくりで、かわいくて、すごくおもしろかったです!

「我回来了〜(ウォァ ホイ ライ ラ〜)」

シャオワンツーはいつもダレた調子でこう言いいながら、ガラガラッと戸を開けて帰ってきます。これで「ただいま〜」を覚えたまりつです。「小丸子」は生きた中国語テキストとして最高なんだけどなー。もう見ることのできないのが残念です。

 
「Beijing Report 20」 が、が、がまんできたかぁっっっっっっ!

いま、ようやっと、ようやっと、VOLVOが明宮ホテルの駐車場に帰ってまいりました!思えば1時間半。気の遠くなるような、長く苦しい道のりでした。

止まったぁーっ!

と、同時に勢いよくドアを蹴飛ばし、ころがるようにして飛び出してきたのは、まりつ選手。

顔面蒼白、ヒタイに脂汗、少々衰弱している様子ではありますが、最後の、最後の力をふりしぼり、スタートを切りましたっ!

ダーッシュ!!(陸上部できたえた足が鳴るよ!?)

夢にまで見たこの瞬間!会いたかったよ〜〜〜っ、べ×きちゃぁ〜〜〜ん! (ほーーーーっ・・・・・・、人生の解放感とはこのことだよ)

「やったね、生還おめでとう、まりつ!」

「わたしゃ中距離をしていたんだよ、忍耐力はぴかいちさ(?)」 (まーったく、拷問だったね、罪な高速だよっ)

「今度からはちゃんと行っておきなよ。まりつは近いんだから。僕も言うようにするから。悪かったね。」 「そうだよっ、みんなGGのせいだよ! 責任とっておくれっ!」あくたれるのはまりつの趣味。

「そうだね、じゃ、ごはんでも食べるとしようか。」

思わず顔がほころぶまりつ。 (くーっ、まりつを喜ばせるツボを心得てるたぁ、にくいねッ)

もう遅いので、すぐ隣の食堂で夕食をすませることにしました。夜中の1時半ですが、北京では、夜更けでも大衆食堂が開いています。そして、夜更けの食堂はといえば「あやしい人」たちの溜まり場です。私は以前、約束の場所に行くために、真夜中の北京をひとりで歩いたことがありますが、よい子のみなさまはどうぞまねしないでくださいね。いまは地元の男性でさえ、複数で歩いていても危ないこともあるくらいなのです。

いかにもやくざっぽいおじさん。その彼女なのでしょう。けだるい感じの朝鮮系の派手なお姉さん。ピンクや紫が乱舞しています。長い爪の先で煙草をくゆらせながら、携帯電話を握る手からもれる品のない中国語。

明日の仕事はないのか、仲間とビールを飲みながら、立ったり座ったり、ときには外へ出たり、大声で乱暴に話す男の人たち。

食事になんの思い入れもなさそうに、空ろな表情で箸をつついている猫背の初老の男性。

汚い紙袋を携え、目つきの悪いふたり連れの男性。ひそひそ、ごそごそ、なにかいけない取引の話でもしているのでしょうか。

そしてどの人たちも、ときどき私たちのほうに、ちらっちらっと目を向けます。

「失礼ね! なによ、ワタシはあやしいモノじゃないわ!」

でも・・・もしかしたら、明らかに地元の中国人と、明らかに中国人ではない私が夜更けの食堂に同席していることが、実はいちばんあやしいのかもしれません。日本人がこのような大衆食堂に、しかも夜更けに来ることはたぶんめったにないからです。大衆食堂の常連の私ですが、まだ一度も日本人に出会ったことがありません。日本人は中国のお楽しみをひとつ失っているような気がします。

あやしい中国人を、血の気の多いあやしい日本人まりつがにらみ返します。

「あやしいのはお互いさまよ!」

ところで・・・

Q どうして私はあやしい「日本人」であり、あやしい「中国人」とは思われないのでしょうか?

A 日本人が中国人をそう思うように、髪型や顔つき、格好、雰囲気が違うからだそうです。それなのに私は、中国で出会った日本人観光客に「アンタ、日本語うまいねえ。」と感心されたことがあります。

「あの、ワタシ、れっきとした日本人で、あの・・・」

「いやー、実にうまい日本語だよ、気に入った!」そう言って、おじさんは昔の思い出を語りはじめたのでした。

そうかといえば、日本で中国人に「中国人」と思われる(?)こともあります。中国語で話しかけてきたマレーシア系の小さな男の子に、中国語で答えたら、彼は同郷の友を見つけたとばかりに目を輝かせて言いました。

「ねえ、中国人なの!?」

「ふぉーほっほっほっほっ!」(そぉんなに中国語がうまいかい?)

バルタン星人のごとく不気味に笑うまりつ。

「ううん、日本人よ。」

誇らしげに、まりつ。この瞬間が快感だねー。

「な〜んだ、どーりで中国語がナマっていると思ったよ。」

吐き捨てるように、彼。子どもってゆーのは、なんて残酷な生き物なんだろうねっ!

つづく

BACK | NEXT |
   
Copyright (c) 2000-2007 Mariko Kato Office All Rights Reserved
HTML by OFFICE TS