FAQ 加藤麻里子国際法務事務所
給料が低くても就労ビザの更新はできますか。

私は「人文知識・国際業務」の在留資格を持つフランス人です。今回初めての更新を迎えます。

最初の雇用先である語学学校とは月々25万円の1年契約でした。ところが、来日3ヵ月で仕事がなくなり、辞めざるをえませんでした。 その後4つの学校と契約しましたが、給料は合計で15万円ぐらいでした。

今度新たに別の学校とも契約を結ぶことになりましたが、それでも給料は合計で22万円にしかなりません。 けれどもこの学校は、"紙の上での給料25万円の契約書"を作ってくれるそうです。 私はこれで更新できるでしょうか。

 
まず、虚偽の書類による申請はあなたのためになりません。入管に対してもっとも大事なことは、常に正直であることです。
次に、あなたが更新できる可能性は、ご自分でも感じているとおり、残念ですがたいへん低いといえます。けれども、努力する価値はあります。

現在は法改正により、人文知識・国際業務の基準としての「月額25万円以上の報酬」という要件は、「日本人が従事する場合に受ける報酬と同等以上の報酬」にかわりました。 ですから、あなたと同じ立場の日本人の給料もまた、あなたと同等であるということを証明できればよいということになります。

また、「在留資格認定証明書交付申請」と最初の雇用契約書の写しと共に、当初の契約内容・現在の状況・在留に対する希望や熱意などを簡潔に述べた理由書を添付するのもひとつの手です。

表面だけを整えて許可をもらおうといった発想は、結局ご自分の首をしめることになると思います。正直な気持ちを持って正攻法で努力してみてください。

 
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