TEA TIME

ミャンマーレポート 2

笑顔の国から―Sep 2003

12. アウン・サン・マーケット

アウン・サン・マーケットを歩くアウン・サン・マーケットで買い物アウン・サン・マーケットで尼さんの列アウン・サン・マーケット外観

アウン・サン市場には、二度、足を運んだ。ロンジー、民族調のショルダーバッグ(シャンバッグ)や財布、サンダル、翡翠のアクセサリー、木の名刺入れ、箸などを購入した。市場は、昔の駅の構内のように、高い高い天井に覆われている。メイン・ストリートの路地裏(?)にも、所狭しと店が並んでいる。こちらの朝はゆっくりで、10時半になっても、まだちらほらと開店し始めた程度。そして、夕方4時半頃には閉店となってしまう。市場は、見るのも楽しい。値切るのも楽しい。

13. 下校風景

ミャンマーの下校風景ミャンマーの下校風景ミャンマーの下校風景

現地の小中学生は、制服を着ている。白いシャツに緑のズボン、もしくはスカート+パンツもしくはタメイン。午後2:00頃の下校時刻に出くわすと、子どもたちの緑が鮮やか。通学カバンは、ショルダー式のシャンバッグや、女の子は、いま流行りの果物かごのような簡単なバスケットを持っている子も多い。運転手さんに聞いたところによると、学制は4・4・2だそうだ。共学もあるし、男女別もあるそうだ。小学生の低学年の子だと、お母さんがお迎えに来る。そして、歩いて帰る子もいるが、多くは、荷台を改造した小型のバス(スクールバス?)に乗って帰っていく。

14. ミャンマー・スタイル

ミャンマーへ出かけるときは、ビジネスでも堅苦しい服装をする必要はない。ネクタイをしている人など皆無だ。男性なら、YシャツもしくはB.D.シャツに、スラックスでOK。女性は、トップスはシャツ、ブラウス、Tシャツのパンツルックが無難だろう。仏教の国ミャンマーでは、女性が肌を露出することは厳禁。ノースリーブやキャミソール、また脚を出すことはご法度(ホテルのレストランなどでは、通常のスカート・スタイルもOKかもしれない)。男性も、ランニングのような人は見かけなかった。

彼らの日常着は、ロンジー。男性用をバソウ、女性用をタメインと分けて呼ぶこともあるが、一般的にはロンジーと称しているようだ。男性は、上はTシャツよりはシャツで、普段はチェック柄など。白だとビジネスの感じ。パリッとアイロンのあたった白のスタンドカラーが、正式だということだ。これにノーカラーの上着を重ねることもある。女性は、Tシャツ、ブラウス、またはロンジーとおそろいのブラウスなど。そして、足もとはゴム草履やサンダル(ミュール)がお決まり。女性は、ぺたんこの草履の人もいれば、ヒールのミュールの人もいる。バッグは民族調のものだったり、プラスチックのカゴだったり、普通のカバンやバッグだったり、それぞれ。

ロンジーは男女ともに、ふだんはコットン製を着用。男性はほぼ100%チェック柄、女性は地味めの無地か、花模様などのプリントものが多い。結婚式などには、男女ともシルクのものをまとう。みな、思い思いに着こなしている。それが、なんとも粋なんだなぁ。

ミャンマーの人々ミャンマーの人々ミャンマーの人々

15. ミャンマーの人々

ミャンマー人には、いくつか民族があり、大部分がビルマ族。そしてインド系、中国系など。女性は全体的に小柄。156センチの私でも、ひけめを感じない。そして、スマート。でっぷりした人は少なく、キューティーハニーのような小尻揃い。男性は、より細い。子どもがそのまま大人になったような細さの人がたくさん。民族的にそうなのか、あるいは食生活の違いか、豊かさの違いか、それはわからない。ミャンマーの人々は、笑顔があたたかい。特に男性は、営業用ではなく、心からの笑顔で人を歓待する。はにかんだ笑顔が、キュートで心地いい。そして、女性も男性も、ロンジー姿がなんともセクシー。たまに、スカートやズボンの人も見かけるけど、ロンジーにはかなわない。これが私の、ミャンマーの人に対する印象。

16. ロンジーを巻く

ロンジーの巻き方を教わるロンジーを巻くロンジーを巻いてもらうロンジーを見たてる

ロンジーは、男女で巻き方が違う。双方とも布を筒状にしたものなのだが、男性は中心で、女性は左前で巻く(ごく稀に右前で巻いている人もあり)。男性の巻き方にはいく通りもあり、ひとりひとりこだわりがあるようだ。そして、背中のところにサイフをはさんだり、あるいはお寺に入るときはそこにゴム草履をはさむのが、通。女性は左右両端をねじりながら折り込んでいく。ところが、これが難しい。ずれないように上手に巻くのは至難の業。現地の人でもちょこちょこ巻き直している。男性は歩きながら、両手を広げ、誇らしそうにダイナミックに。所要時間5秒足らずか。女性はもう少しさりげない。慣れない私たちは、歩いているときはもちろんのこと、椅子から立ち上がった瞬間などは要注意。巻き方が甘いと、悲惨なことになる。なぜ現地の人たちのようにいかないのか?でも、彼らがカッコよく、美しく着こなせるのは当たり前。少年少女の頃からのバリバリのキャリアの持ち主たちなのだ。よーし、こりゃロンジーにこなれるまでミャンマーに通い続けるしかないねっ、と堅く決心した私だった。